6校時に、県立音楽堂より3名の演奏家の方が来校され、「出張音楽堂」が開催されました。「出張音楽堂」は、中学生が、クラッシック音楽のおもしろさや奥深さを体験し、いろいろな視点で物事を考える力、発見する力を身につけることを目的に、福井ゆかりのプロの音楽家たちが学校を訪れ、室内楽コンサートを開催するものです。
司会は、新生徒会執行部です。
来校されたのは、 左から、ピアノ奏者の 大宅(おおや) さおり さん、フルート奏者の 三屋(みつや) 風(ふう)さん、クラリネット奏者の 豊永(とよなが) 美恵(よしえ) さんです。
豊永さんは、丸岡中学校出身です。三屋さんは勝山南部中学校出身で、勝山市在住です。大宅さんは東京都出身で、福井市在住です。また、3名とも「越のルビ―アーティスト」((公財)福井県文化事業団の運営の「越のルビ―アーティストバンク」に登録する福井県出身もしくは在住のプロの演奏家)とのことでした。
1曲目:「パンの笛」から、『パンと羊飼いたち』 ムーケ作曲
フルートとピアノによる演奏でした。
曲と曲の間には、曲の紹介や楽器の紹介がありました。
2曲目:「パリのアメリカ人」から『ブルース』 ガーシュイン作曲 マンガーニ編曲
クラリネットとピアノによる演奏でした。
4曲目に入る前に、楽器の大きさによる音色の違いについてのお話がありました。 フルートとピッコロ、長さも太さも違います。
クラリネットとエスクラリネット、形は同じですが、大きさが違います。小さい楽器の方が高音が出るとのことでした。
4曲目:トラコリーネ ドンジョン作曲
ピッコロ、エスクラリネット、ピアノによる演奏でした。
5曲目:ペール・ギュント第1組曲 第1曲「朝」 第2曲「オーゼの死」 第3曲「アニトラの踊り」 第4曲「山の魔王の宮殿にて」 グリーグ作曲
フルート、クラリネット、ピアノによる演奏でした。
コンサート終了後には、生徒会長からお礼の言葉を述べ、花束を贈りました。
約1時間のコンサートでしたが、芸術の秋にふさわしい、クラリネットとピアノとフルートを中心にした、6種類の楽器の音を楽しむことができました。生徒にとっては、とてもよい体験ができたと思います。